めだかのがっこ分室３

2023年11月3日（金）文化の日

昨日は東根市にあるJAファーマーズマーケット「よってけポポラ」に行ってきた。
この時期はぶどうにりんごにラフランスなどが所狭しと棚に並ぶ。

「よってけ」は寄って行ってねの方言。
ポポラはイタリア語でみんなの集まる広場。

私の目当てはりんご。
特に「高徳（こうとく）りんご」はパイナップルのような味わいの小粒のりんご。

朝日町のりんご祭りに行ったときに初めて知ったが、
朝日町の高徳りんごの出荷量はそれほど多くなく、いつも品切れだった。

ところが東根市では結構な出荷量があって、
認知度が今一つということもあり、品不足にはなっていないようだった。

お店へ到着するとさっそくりんごの棚へ行ってみる。
あるある、小粒の高徳りんごだけではなく、少し大きな高徳りんごまであった。







高徳りんごの特徴は何といっても蜜の多さ。
熟してくると、甘いパインのような匂いがぷんぷんと周りに匂ってくる。

さっそく家に帰ってきて一個輪切りにしてみると、
すごい蜜の量だ。

小振りなため食べ切りサイズがコロナ禍の時期にちょうど需要とマッチしたようだった。
ふじりんごなどと比べると遥かに小さく、いっぱい食べたい人には不人気とのことだった。

そして、蜜が入っている分日持ちがせず、
長い日の保存がきかない点も欠点となっている。

私はそれでもこの高徳りんごの甘みが好きで、
時々内陸に買い物に出かける。