2020年08月09日
一円玉の木「若木」

2020年8月9日(日)
NHK短歌テキストの8月号に興味深い短歌が掲載されていた。
兵庫県西宮市からの女性投稿者の作品だった。
「生きてきてずうっと一緒の一円の若木の軽さ今もいいよね」
昭和30年発行の一円玉は現在製造している硬貨で一番古い。
アルミニューム硬貨にデザインされた若木はずっと若木のままだ。
若木のまま人々の生活に深く入り込んで大切な一円玉として活用されている。
デジタル化が進みカードでの支払いも相当多くなったがやはり小銭を使っている人は多い。
ところで5円玉には稲穂が、50円玉には菊が、100円玉には桜が、500円玉には桐がデザインされているが、
一円玉の若木だけは特定の植物はない。
時々読む短歌や俳句の雑誌には時に私の気持ちにぴったりの作品が掲載される。
私も昔、投稿をして自分の名前を見るたびにうれしくなったが、久しぶりに投稿してみたくなった。
Posted by 黒めだか at 08:05│Comments(0)
│文芸