赤いそばの花

黒めだか

2020年09月30日 08:18







2020年9月30日(水)

遊佐町杉沢地内で見かけた赤いそば畑。
ひとめで高嶺ルビーの花とわかったが、今年内陸でもこの高嶺ルビーの赤い花が話題になっていた。

私が初めてこの品種と会ったのはやはり遊佐町の遊佐中学校前で栽培されているのを見たときだった。
作付面積からいってもそれほど多くの収量はなかったと思うが、一度は食べてみたいと思ったものだ。

高嶺ルビーの原種は遠く標高4000mに近いヒマラヤ山脈のふもと。
その真っ赤な色に魅せられて持ち帰って栽培してみたが、思ったように真っ赤にはならず、
段々と白くなっていった。

気候・風土の違いだった。

その後現地の人と研究を重ねてようやくピンクの花まではなった。
そして2011年にはほとんど同じ赤色に近づき高嶺ルビー2011と名付けられた。

杉沢地内で見かけた高嶺ルビーはやはりところどころに白が混じるようになっていた。
それでもこの赤いそばの花は美しく黄色の稲と青い空に映えていた。








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