映画「島にて」はありのままの飛島

黒めだか

2020年06月27日 08:18






2020年6月27日(土)

平成最後の年、山形県出身の還暦監督と30歳も年下の女性監督が、
山形県唯一の有人離島の飛島で一年間をかけてドキュメンタリー映画を撮影した。

こう書くとさも大げさに聞こえるが、
その中心は80歳を過ぎたおじいさんおばあさんたちの暮らしや、
飛島で最後の中学生となる男子生徒の生活、そして島へUターンしてきた若者や、
新たに移住してきた若者たちを追った映画だった。

何も事件が起こるわけでもなく日々が淡々と過ぎていく島の日常。
年に一度行われる島に三ヵ所ある集落のそれぞれの神社の祭りの様子。

何気ない島の風景ながら、
なぜかところどころで涙が出そうになる場面が現れる。

これまで私は何度も行った飛島だが、
島の暮らしに関してはほとんど触らずにきていた。

この映画はそんな人たちとの触れ合いの中で島の人たちが何を考え、
何を思いながら生きているのかを表わしているようだった。



無我夢中で見たせいかあちこちわすれているところがある。
もう一度観に行きたくなった。











※なお、映画の中で挿入歌があったが「童謡にじ」だった。懐かしいうただった。






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